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熟練したトレーダーは決して一発を狙わない。シングルヒットを重ねることで安定した成績を残せることを知っているからだ。
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生き残った者だけが、やがて勝ち組に入る。
初心者の目標は、とにかく相場から退場しないようにすることだ。そのためには手法よりも「資金管理」をしっかりやって、リスクも極限まで落としてトレードすべき。
決して最初から儲けようなどと考えてはいけないし、ホームランを狙うなど愚の骨頂だ。
まずは、月間トータル成績がプラス・マイナスゼロになれば万々歳で、もし、そうなったらタダで相場を学べているのと同じと考えるべきだ。
トレーダーは大工職人。
熟練したトレーダーになるのは、熟練した大工になるのとよく似ている。ノコやカンナなどのシンプルな道具を、適材適所で使いこなす腕があるから素敵な家が建つ。
よくある勘違いは、初心者でも扱えて何でもできる万能な道具が存在すると思い込んでいることで、もちろん、そんなものは存在しない。
熟練した職人の手が必要な作業をひたすら繰り返す、そういう地道さはシングル・ヒットを重ねるバッターとも似ていて、彼らもまたバットという道具を使いこなす職人である。
高いパフォーマンスの維持。
職人にとって一番大事なことは高いパフォーマンスの維持である。トレードなら手法、メンタル、資金管理を総合的に見て、最高のパフォーマンスを保てる自分の立ち位置や振る舞いを知り、それを守ることが要求される。
1回のトレードの勝敗に意味は無い、職人の魂はパフォーマンスという行動プロセスそのものに宿る。
コツコツは勝つコツ。
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