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我(が)を出したら、そのトレードはすでに負けている。個人的な期待や恐怖など、相場の前では全く意味をなさない。

チャートの見方で大切なのは、常に客観的であること。

いつ、だれが、どこで注文を出したか、あるいは注文するであろうかということであって、そこに主観の入る余地はない。

我を捨てるには、自分のルールをつくるしかない。

市場参加者の思惑が荒波となってうねる暗黒の大海で、北極星のごとく唯一頼れるのは自分の決めたルールだけ。

ルールを待たないトレーダーは、どうしても「我」が前に出てくるから勝てない。

検証作業が必要なルールづくりは手間だが、その時間を楽しめた者だけが「我」を捨てられる。

マイルールという「自分」を持つ。

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